労働市場改革専門調査会:内閣府 経済財政諮問会議
http://www.keizai-shimon.go.jp/special/work/
4月6日に1次報告とりまとめが出ていたものを含め、ようやく通読し追いついた(遅すぎる)。少し前にあの東京新聞にすら「戦い忘れた諮問会議」と題した社説を書かれ、既得権への切り込みの甘さを指摘されていた。なるほど、ほかの調査会含め、その弛緩ぶりが時間が経つごとにうかがえるものだったように思う。個人的にはいいレポートを出しているのが目にとまるシンクタンクもあるのだが、中途半端に景気がよくなってしまい、加えて参院選もあるために、既得権に切り込む議論は、議論の遡上にも上がることもないし、その手の論客が会議に招聘されることもないだろう。こんな状態でも改革できそうな政治家は安倍首相しかいないというのが竹中平蔵氏の最近の説。それにしても小泉内閣の頃と隔世の感。