格差や不平等についてあれこれ考えるうち、ひがみだらけの人格が作られていくようで鬱。格差本ももう一腹感が出てきたけれど、税体系まで言及している論者は少ない。そこに敏感な人でもジェンダー的な関心に留まっているものが多い。税の専門家たちを見ていると既存の制度を前提にして、税理士や社労士は顧問料を払ってくれる顧客利益の最大化を、税務関係者は納税者からの徴税の最大化を、それぞれが追求していて、仕方がない面があるにせよ、彼らが熱心になればなるほど社会が歪み壊れていくのが現状のような気がする。そんな問題意識の現状。