ある問題から足が遠のいている原因は、まずは継続的に関わる自信のない自分の余裕のなさがある。どうせ力になれないのならと後ろめたさを感じつつも距離をおいてしまっている。関連する今日のレクチャーも行かず。ただ自分のいま関わるべきことはこれじゃないと感じつつ中途半端な気持ちのまま、その場に身を置くべきじゃない。そういう軽々しさは伝わってしまうものだ。関心をもつ人々にまかせるべき問題だ。ときに人生にはこれを済まさないと前に進めないということが、人間関係や仕事に限らずある。社会に何事かを訴える当事者というのは、そういう思いの沸点を経て立ち上がってきたのだろう。外に出してかたちにできない限りいくら自分の中で考えていても、それは人に伝わらない。かたちになったものですら人に伝わらないことが世の常なのだから。リスクを負わず他人に伝えることなんてできない。